#65(案内)田村一行氏(舞踏家/振付家、大駱駝艦)「但馬を踊る」

「第65回 但馬コネクション」のご案内

2023年6月10日(土)
テーマ 「但馬を踊る」

6月は、舞踏家 田村一行氏(大駱駝艦)をお迎えして「但馬を踊る」というテーマでセッションを進めて参ります。

初めて観た舞踏の衝撃。その後何年経っても忘れることができません。ガニ股、低く曲げた腰、地面に這いつくばり、白塗りの身体を激しく揺らす。物語はあるのか、ただの身体表現なのか、観る者を異次元の世界へ誘う。

田村一行氏曰く「身体を空っぽにし、郷土の記憶を舞台化する」と。
「空っぽ」とはどのようになることなのか。「郷土の記憶」って? 歴史、風習、信仰、伝承、祭、生活、喜怒哀楽、自然の恵みと脅威。。。? 日本人特有のしぐさが故郷の風景や自身の原風景を創出するという。田村氏のお話を聴きながら「舞踏」の魅力に迫りたいと思います。

たくさんの方のご参加をお待ちしています。

田村一行(舞踏家/振付家、大駱駝艦)
1998年大駱駝艦入艦、麿赤兒に師事。以降大駱駝艦全作品に出演。2008年文化庁新進芸術家海外留学制度によりフランスへ留学。2022年『舞踏 天狗藝術論』を発表。同作品により令和4年度(第73回)芸術選奨舞踊部門文部科学大臣新人賞受賞。地域の文化や風土を題材とした作品の創作にも意欲的に挑み、独自の作品を発表し続けている。豊岡では2018年より市民参加作品を7本上演。


               記
日 時: 2023年6月10日(土) 14:00~16:30 (受付開始13:30)
場 所: シェアハウス「江原_101」(豊岡市日高町江原101番地)
ゲスト: 田村一行 氏(舞踏家/振付家、大駱駝艦)
テーマ: 「但馬を踊る」
参加費: 1,000円
※ スピーチ後、茶話会を予定しています。(飲み物とお菓子)
※ 参加申込は、info@tajimaconnection.com までメールでお知らせ下さい。
※ 参加希望の方のみご連絡ください。(不参加のご連絡は不要です)
(先着40名様) (「満席」のお知らせはe-mail、HPでお知らせします)

#64(記録)芸術文化観光専門職大学(CAT)学生たち「共に暮らし柿落とす」

              2023年5月13日(土)

        テーマ:「共に暮らし柿落とす」
        ゲスト: 芸術文化観光専門職大学(CAT)学生たち
            【シェアハウス「江原_101」住人】

開始時間が来る。ゲストも参加者も、その時に居る場所で、さりげなくセッションが始まっていく。

今回の進行役は、このシェアハウス「江原_101」に住むWさん。
(寮長のような役割。但馬コネクションのスタッフでもあります)

「私たちの生活を私たちなりにお伝えするために、多数の映像・パフォーマンス・造形物を駆使して居住空間全体を彩りました。これから皆さんには江原_101を自由に移動していただきます」

浴室、キッチン、2階共有スペース、階段前など、住人それぞれの思いに分かれて、10分間のパフォーマンスを披露する。

一緒に暮らしているけれど、一緒に行動することも、それぞれで行動することもあります。ご飯はそれぞれで食べてるけれど、学校は一緒に行ってます。

好きなことも、嫌いなことも、してきたことも、したいことも、決して揃うことはありません。しかし、私たちは江原_101に住んでいます。

この家が、私たちの接点となり、私たちを繋いでいます。

パフォーマンスの後はCATの同級生や後輩たちも参加して、各学生の自己紹介の場になる。教授陣も参加して、シェアハウスのこと、本日のパフォーマンスの感想などを披露し合いました。