#63(案内)GARAGE(建築家集団)「建築・映像・演劇〜空間と時間を往来しながら」

「第63回 但馬コネクション」のご案内

2023年4月15日(土)
テーマ 「建築・映像・演劇〜空間と時間を往来しながら」

4月は、GARAGE(ガラージュ)をお迎えして「建築・映像・演劇〜空間と時間を往来しながら」というテーマでセッションを進めて参ります。

ガラージュは、建築・映像・演劇に関わるアーキテクト・コレクティブ(建築家集団)。2016年早稲田大学理工学術院建築学専攻(大学院)を修了し、それぞれキャリアを積んだ後、2021年に同期3人で設立。事務所は豊岡市と東京に構えながら活動する新進気鋭の建築家です。

小田切駿氏(左)は、SANAA(妹島和世&西沢立衛の建築家ユニット)で経験を積み、設計の中心を担う。瀬尾憲司氏(中)は建築映像作家として活動。2月「建築映画館2023」を企画。4日間の映画上映&トーク全て満席大盛況裡に終える。渡辺瑞帆氏(右)は日高町江原在住、劇団青年団員。豊岡市の「地域おこし協力隊」として3年の活動を終え、ガラージュ設立を呼びかける。

現在、喜界島(鹿児島県奄美群島)にて「100年かけて劇場をつくるプロジェクト」を手掛ける。珊瑚礁研究学者、島民、建築専攻の学生たちと共同で活動。「何を、どのように残していくのか」一生を超える時間軸で、夢を実現していくフィールドの試行錯誤を重ねている。

今回の会場となるシェアハウス「江原_101」の改修設計を手掛ける。そのビフォーアフターの映像を盛り込みながら解説。魅力ある空間の創出、古い建物の再利用、環境への問題意識、地域が抱える課題解決など、参加者の皆さんと共に考えていきたいと思います。

たくさんの方のご参加をお待ちしています。

日 時: 2023年4月15日(土) 14:00~16:30 (受付開始13:30)
場 所: シェアハウス「江原_101」(豊岡市日高町江原101番地)
ゲスト: GARAGE(建築・映像・演劇の建築家集団)
テーマ: 「建築・映像・演劇〜空間と時間を往来しながら」
参加費: 1,000円
※ スピーチ後、茶話会を予定しています。(飲み物とお菓子)
※ 参加申込は、info@tajimaconnection.com までメールでお知らせ下さい。
※ 参加希望の方のみご連絡ください。(不参加のご連絡は不要です)
(先着40名様) (「満席」のお知らせはe-mail、HPでお知らせします)

#58(記録)「『日本画』にいたるまで」澤木政輝(毎日新聞記者、京都造形芸術大学非常勤講師)

2019年9月20日
テーマ:「日本画」にいたるまで
ゲスト:澤木政輝 氏 (毎日新聞記者、京都造形芸術大学非常勤講師)

実家が祇園でお茶屋をしていたことから、身近に日本文化に触れていました。毎日新聞学芸部で古典芸能と技術を担当。日本で最も古い歴史を持つ京都市立芸大の創立130年をきっかけに、作家や遺族に話を聞いて足掛け5年間連載を書きました。この連載を通じて得た知識をお話します。

日本画=日本で描かれる絵ではない。
「日本画」というのは、明治以後にできた概念で、洋画が入ってきたとき、それに対する概念として出てきました。それ以前の画は本当の意味での「日本画」ではなく日本の伝統絵画です。今日は、伝統絵画の流れが最終的に「日本画」にまとまるまでをお話します。

そもそも「美術」というのも輸入された概念です。日本にも、ふすまや掛け軸に描かれていた画はありましたが、展覧会芸術的なイメージのアートはありませんでした。日本における「絵師」の位置は、「画家」とは違っていました。生活の中に画がありました。「画工頭(えたくみのかみ)」といって、宮中で画を描く日本最高の絵描きも「画工」と呼ばれていたのです。

明治以降は2つの流れ。実用性と純粋芸術
明治以前、大名から禄をもらったり、神社などに所属したり、商人から頼まれるなどして描いていた絵師は、明治に入るとみんな路頭に迷うことになります。そんな中、京都画壇は、学校をつくり、学校を軸に生き残りを図る動きに出ました。絵は百技の長なり。それを文明開化の世の中で生かし、産業の助っ人になれる人を養成するために、学校が創られました。

もう1つの流れは、純粋芸術の方向です。これは西洋から入ってきた芸術の概念です。

「日本画」の概念の登場
「洋画」という言葉は日本にしかありません。これは、日本人が描いている洋風の画を指す言葉です。西洋絵画と日本絵画があり、日本絵画の中に洋画と日本画があるわけです。

明治になって入ってきた西洋絵画のリアリズムは、日本の画家たちに衝撃を与えました。洋画は対象を忠実に再現することを目的とするのに対して、日本画では、生きとし生けるものに神が宿るという日本の宗教観が表現されます。

日本絵画の展開
大和絵
日本で現存する最古の画は高松塚古墳の壁画です。おそらく中国の人が描いたか、中国の人に学んで描いたと思われます。

日本独自の画が始まるのは、894年の遣唐使廃止からで、大和絵が始まりました。平安時代後期~末期の絵巻物が知られていますが、それ以前のものは残っていません。

大和絵の特徴は、引き目鉤鼻。そもそもリアリティは目指していません。主に室内を描くため、手前よりも奥を広く描く逆遠近法が取り入れられるなど、現実世界にはない描き方です。輪郭線をきっちり描くのも特徴です。油絵は光をとらえて描きますが、大和絵はイラスト的です。大和絵(「土佐派」)は、幕末まで続く流れの1つとして発展していきます。

漢画
もともとの日本の流れに海外からの流れが入ってきて化学変化が起こります。鎌倉時代中期から室町時代初期、中国の宋、元の時代に、主に墨を使う山水画の技法が成立しました。これが日本に取り入れられ漢画として大流行。雪舟など、禅宗の世界を描くのに都合が良かったようです。

漢画の力強い動線に色を貼ると狩野派の和漢合法となります。屏風やふすま絵にピッタリなため、寝殿造から書院造に移る過程で重宝され、絵師は、お抱え絵師として活躍しました。漢画の狩野派として、こちらも幕末までつながっていきます。

琳派
琳派というのが、突然現れます。1615年に本阿弥光悦が徳川家康から京都の北に土地をもらい、一大芸術村を開設し、俵屋宗達らと一大ムーブメントを巻き起こしました。その後も、絵そのものを狩野派に習い、昔の琳派にシンパシーを覚えて描く人々がちょうど100年おきに現れています。「風神雷神図」など同じモチーフで描かれた作品も多いです。琳派は、形をデザインでとらえているのが特徴で、今のデザインにも通じています。薄い絵の具の上から乾かないうちに他の絵の具を重ね濃淡の差をつくる「たらし込み」という技法を用います。

南画
中国の明代、琴棋書画に通じないといけないインテリの余技として、文人画(南画)が盛んになりました。これが日本の江戸中期に入ってきて南画として展開しました。

筆の使い方は雪舟当時の民の漢画に近く、漢詩、詩文の世界を描きます。大事なのは「賛(さん)」(字の所)で、原点となる漢詩があります。職業画家ではない人が余技として描くのが本来ですが、この手の画にはニーズがあり、文人画っぽい絵を描く職業画家が出てきます。江戸末期~明治初期にかけては南画(と洋画)が大流行しました。この手の画はいまだに需要があります。

江戸後期、江戸では浮世絵が全盛期を迎えます。版画によって需要が喚起され、床の間にかけて奉るものではなく、今でいう写真週刊誌的に気軽に手に入れるものとなりました。需要があり、数も刷れるので大流行りしました。

写生画
ほぼ同時期に円山応挙が描き始めたのが写生画です。長崎に入っていた洋画、清から入ってきた細密画に影響を受けました。それ以前は、師匠のお手本を見て描いていましたが、実際に目の前のものを見て写し取るという、リアリティを求める動きに戻り、大成しました。

それまでの日本の画と違い、輪郭線を書かずに、筆全体に水を含ませ薄い絵の具をつけ、濃い絵の具を先っぽだけに付けて描く「つけたて」というのも、応挙が生み出した技法です。もともと狩野派に学んだので狩野派の技法を引き継いでいます。

応挙の20歳下の呉春は、南画を学びましたが、南画にはないリアリティを生み出します。写生画の中に南画的な情感を盛り込んだ画といえます。これが流行り、四条派となります。円山派も四条派も写生画。〇〇派というのは、技法ではなく、画家のグループを指します。

応挙が出る少し前に現れたのが若冲らです。当時は狩野派そのものがつまらないものになっており、いろんな人がもがき、最後に応挙の写生画に至るのですが、その前段階でもがいていた人たちです。彼らは「奇想の系譜」と呼ばれています。

日本絵画の文明開化
京都画壇では幕末にかけてさまざまなグループが活躍していましたが、明治になると学校を作り、京都画壇全体で新しい流れを模索するようになります。洋画の影響を受けて、洋画のリアリティを取り入れていくことになりますが、応挙の写生画が、西洋的な写実を受け入れる土壌となりました

近代日本画の先駆者、竹内栖鳳は、パリ万博の視察でヨーロッパに渡りターナーに触れ、写生というより写意の方向性を見出します。ここから、洋画のリアリズムと対象の精神性を写し取る日本画が成立していきます。栖鳳の「金獅子」には、単なるリアリズムではなく、獅子の内面が垣間見える表情が描かれています。円山四条派のつけたての技法を用い、日本的な線描を使った方法で柔らかさを出しつつ、西洋のリアリティと日本絵画的な対象の精神性を写し取ることで評判となりました。

日本画と洋画の最大の違いは、陰影があるかないかです。大正時代になると日本画にも陰影が取り入れられるようになりました。また、西洋の絵画と日本の絵画の最大の違いは余白のあるなしです。日本の画には余白があります。どこかの世界を切り取ってきたものではなく、実際にあったものを象徴化し、胸の中で熟成して描いたものが日本画といえます。

1回目の「能を楽しむ」の再現も

#57(案内)川面克行氏(元 アサヒグループホールディングズ 代表取締役副社長)「ビールの時間ですよ〜」

2019年6月21日
テーマ「ビールの時間ですよ〜」

「第57回 但馬コネクション」のご案内

6月は、川面克行 氏(元 アサヒグループホールディングズ株式会社 代表取締役副社長)をお迎えし「ビールの時間ですよ〜」というテーマでセッションを進めて参ります。

川面氏は、大阪大学工学部発酵工学科で発酵を学び、アサヒビール入社。ビール造り一筋に歩む。日本のビール業界の熾烈なシェア争いの中で、美味しさ、新鮮さ、常に同じものを造る技術技能の確立にとり組んで来られました。醸造部長、商品開発部長、代表取締役副社長と、製造、販売、経営の責任者を歴任された経験と実績に基づき、「これぞビール」を語っていただきます。

ビールの起源は?(人類のビールの歴史)
ビールができるまで?(醸造工程)
日本のビール会社の変遷(シェア争い)
ビールを美味しく飲むためのコツ(注ぎ方は?グラスは?適温は?保管は?)
アサヒスーパードライ誕生秘話
ビール(お酒)に強い弱いはなぜ?(世界の人々のアルコール体質)

など、など。

もっと知って、もっと美味しく、もっと健康に飲みましょう。
ビールで乾杯!

たくさんの方のご参加をお待ちしています。

川面克行(かわつら かつゆき)氏 プロフィール
1975年大阪大学工学部醗酵工学科卒業。アサヒビール吹田工場や博多工場の醸造部長など経て、2000年吹田工場副工場長、04年商品技術開発本部長、07年酒類研究開発本部長、10年常務取締役、11年アサヒグループホールディングス常務取締役、14年 代表取締役副社長。16年退任、以後社友として後進の指導。

日 時: 2019年6月21日(金) 19:00~22:00 (受付開始18:30)
場 所: ドーモ・キニャーナ(豊岡市日高町江原)
ゲスト: 川面克行 氏(元 アサヒグループホールディングズ株式会社 代表取締役副社長)
テーマ: 「ビールの時間ですよ〜」
参加費: 3,000円
※ 講演後、立食交流会があります。
※ 参加申込は、info@tajimaconnection.com までメールでお知らせ下さい。
※ 参加希望の方のみご連絡ください。(不参加のご連絡は不要です)
(先着40名様) (「満席」のお知らせはe-mail、HPでお知らせします)

#56(案内)河野武平氏(株式会社精膳 代表取締役)「食からもう一度健康を見直しましょう 〜なぜ磁性鍋が生まれたか〜」

2019年5月17日
テーマ「食からもう一度健康を見直しましょう 〜なぜ磁性鍋が生まれたか〜」

「第56回 但馬コネクション」のご案内

5月は京都より、河野武平 氏(株式会社精膳 代表取締役)をお迎えし「食からもう一度健康を見直しましょう 〜なぜ磁性鍋が生まれたか〜」というテーマでセッションを進めて参ります。

河野さんとの出会いは、昨年5月のゲスト青木美恵さん(自然耕房あおき 代表)との打ち合わせに農園を訪ねた時でした。青木さんがご主人を亡くし、農業を続けるか迷っている時に後押ししてくれたのが河野さんでした。「いい土ができてきたのに見捨てるのは勿体ない。応援するから続けよう」と、京都から毎月来て指導してくれました。4年経った今でも続いています。

河野さんは、舞鶴市出身。京都府立綾部高校機械科(当時)を卒業後、商社に入社。高度成長真っただ中、世界何十カ国と訪れ、多様な研究開発プロジェクトに参加し上場企業6社を渡り歩く。主に農産物の流通に携わった経験から環境、健康をテーマに様々な分野で研究開発をされている。
長年マイクロ波の人体に対する影響を危惧し、試行錯誤の末に完成したのが磁性鍋です。

現在の私たちの生活で電子レンジを使わないのは考えられません。でも、なんとなくマイクロ波に不安を感じているのではないでしょうか。マイクロ波を波長転換し、安全で自然の味覚を維持しながら調理できるのが磁性鍋。日本の伝統食文化をより一層生かし、誰もが実践できる調理法。磁性鍋は料亭「和久傳」でも使われ、販売もされています。

河野さん曰く「健康は考えなければ維持できない」。「健康的で美味しい調理には科学的な裏付けがある」「家庭調理には、良い食材を選択する目、味覚、感性が必要」

「食と健康」について科学的に学び、深く知り、考えてみませんか?

たくさんの方のご参加をお待ちしています。

日 時: 2019年5月17日(金) 19:00~22:00 (受付開始18:30)
場 所: ドーモ・キニャーナ(豊岡市日高町江原)
ゲスト: 河野武平 氏(株式会社精膳 代表取締役)
テーマ: 「食からもう一度健康を見直しましょう〜なぜ磁性鍋が生まれたか〜」
参加費: 3,000円
※ 講演後、立食交流会があります。
※ 参加申込は、info@tajimaconnection.com までメールでお知らせ下さい。
※ 参加希望の方のみご連絡ください。(不参加のご連絡は不要です)
(先着40名様) (「満席」のお知らせはe-mail、HPでお知らせします)

#55(案内)江 欣樺 氏(京都大学大学院 農学研究科地域環境学科)「91年生まれ、台湾人」

2019年4月19日
テーマ「91年生まれ、台湾人」

「第55回 但馬コネクション」のご案内

4月は、江 欣樺 氏(現在、京都大学大学院 農学研究科地域環境学科 専攻)をお迎えし「91年生まれ、台湾人」というテーマでセッションを進めて参ります。

台湾・台北市出身の江欣樺(チャン・シンホア)さんは、国立台湾大学農学部にて、農林水産業や観光業における生産者と消費者、地域をマーケティングやマスコミなどで繋げる手法を専攻。さらに現在は、京都大学大学院にて農村地域と都市、地方と国家の関係を研究しています。

ご縁は、江さんが学生時代に海外実習で豊岡を訪問した時に始まる。目的は、台湾北部の茶産地、坪林(ピンリン)地区の再生復興活動のために、コウノトリ野生復帰と環境保全を学ぶこと。坪林は、絶滅危惧種のヤマムスメドリが生息し、その保護と茶農家の復活を目指している。その後、「第5回コウノトリ未来・国際かいぎ」(2014年)出演のため再び来訪。

私たちにとって、台湾は経済、観光でとても身近な存在です。まずは、台湾の歴史や文化、観光名所(地形、グルメなど)を紹介していただきます。次に、テーマにあるように、台湾の若者世代が何を考え、どのような未来を描いているのか、その台湾の最新事情を語っていただきます。

台湾をもっと知り、さらに関心を高め、人と人の友情・交流が活発になることを期待しています。グローバルな視点で、日本と台湾が共通に持つ地方の課題など、広く意見交換しませんか。

たくさんの方のご参加をお待ちしています。

日 時: 2019年4月19日(金) 19:00~22:00 (受付開始18:30)
場 所: ドーモ・キニャーナ(豊岡市日高町江原)
ゲスト: 江 欣樺 氏(京都大学大学院 農学研究科地域環境学科 専攻)
テーマ: 「91年生まれ、台湾人」
参加費: 3,000円
※ 講演後、立食交流会があります。
※ 参加申込は、info@tajimaconnection.com までメールでお知らせ下さい。
※ 参加希望の方のみご連絡ください。(不参加のご連絡は不要です)
(先着40名様) (「満席」のお知らせはe-mail、HPでお知らせします)

#54(案内)吹田バーバラ氏(甲南大学ドイツ語講師・アイヌ文化研究者)「アイヌ文化に惹かれて」

2019年3月15日
テーマ「アイヌ文化に惹かれて」

 

「第54回 但馬コネクション」のご案内

3月は神戸より、吹田バーバラ 氏(甲南大学ドイツ語講師・アイヌ文化研究者)をお迎えし「アイヌ文化に惹かれて」というテーマでセッションを進めて参ります。

ドイツ出身のバーバラさんは、東京にて子育てが一段落し、以前から暖めていた文化人類学の勉強を再開。武蔵野美術大学の関野吉晴教授(注1)の授業をとり、学び始めました。

もともと少数民族の文化に興味のあったバーバラさんはアイヌ文化と出会い、その習慣、民話、踊り、道具、織物、衣装、料理などに惹かれ研究を進めていきました。

北海道に家を購入して訪問を重ね、長期間滞在してアイヌの人たちと交流。その体験に基づいたお話を聴きます。

セッションでは、アイヌ文化に関連するコレクションや映像も登場。知っているようで知らないアイヌの歴史、生活の知恵、自然との共生などについて学びませんか。

たくさんの方のご参加をお待ちしています。

(注1)
関野吉晴氏は、探検家・人類学者・外科医。1993年〜2002年までの10年をかけて人類誕生から拡散の足跡を、南米チリからアフリカのタンザニアまで逆ルートで遡って行く旅「グレートジャーニー」を敢行。1999年に植村直己冒険賞を受賞。

日 時: 2019年3月15日(金) 19:00~22:00 (受付開始18:30)
場 所: ドーモ・キニャーナ(豊岡市日高町江原)
ゲスト: 吹田バーバラ 氏(甲南大学ドイツ語講師・アイヌ文化研究者)
テーマ: 「アイヌ文化に惹かれて」
参加費: 3,000円
※ 講演後、立食交流会があります。
※ 参加申込は、info@tajimaconnection.com までメールでお知らせ下さい。※ 参加希望の方のみご連絡ください。(不参加のご連絡は不要です)
(先着40名様) (「満席」のお知らせはe-mail、HPでお知らせします)

#53(案内)上治丈太郎 氏(公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技 大会組織委員会 参与)「オリンピックをもっと深く」

2018年12月21日
テーマ「オリンピックをもっと深く」

「第53回 但馬コネクション」のご案内

12月は、上治丈太郎氏(公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 参与)をお迎えし「オリンピックをもっと深く」というテーマでセッションを進めて参ります。

上治氏は、香美町香住のご出身、県立豊岡実業高校を卒業後、美津濃株式会社に入社。ミズノ海外進出の最前線に立ち、多くの世界のトップアスリートたちと交流。1988年のソウル・オリンピックでは、陸上のカール・ルイス、フローレンス・ジョイナー(女子100m金メダリスト)らとの契約に成功。

その後、F1レーサーのアイルトン・セナのサポート、ハンマー投げの室伏広治選手やサッカー日本代表の本田圭佑選手らとの信頼関係は深い。キラ星のような世界のトップアスリートとのエピソードを交えながらお話をお聴きします。

ミズノでは、平社員から常務、専務、副社長、相談役として、深くスポーツビジネスに関わってこられた上治氏。その生い立ちから世界のミズノへ躍進した原動力としての経験談、さらに、2年後に迫った東京オリンピックの 注目競技は? 注目選手は?「ズバリ2020年東京オリンピックここに注目!」を語っていただきます。

たくさんの方のご参加をお待ちしております。

上治丈太郎氏プロフィール
1947年(昭和22年)香美町生まれ。豊岡実業高校卒。ミズノ時代は1988年ソウル五輪の統括リーダー以来夏冬合わせ14回ミズノのオリンピック統括リーダーを務める。現在、公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技組織委員会 参与。他に、JOC国際人養成アカデミースクールマスター、スポーツ庁審議委員など多数の公職。

日 時: 2018年12月21日(金) 19:00~22:00 (受付開始18:30)
場 所: ドーモ・キニャーナ(豊岡市日高町江原)
ゲスト: 上治丈太郎 氏(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組          織委員会 参与
テーマ: 「オリンピックをもっと深く」
参加費: 3,000円
※ 講演後、立食交流会があります。
※ 参加申込は、info@tajimaconnection.com までメールでお知らせ下さい。
※ 参加希望の方のみご連絡ください。(不参加のご連絡は不要です)
(先着40名様) (「満席」のお知らせはe-mail、HPでお知らせします)

#52(案内)上田尚志 氏(コウノトリ市民研究所 代表)「虫屋から見た但馬の自然」

2018年11月16日
テーマ「虫屋から見た但馬の自然」

「第52回 但馬コネクション」のご案内

11月は、上田尚志氏(コウノトリ市民研究所 代表)をお迎えして「虫屋から見た但馬の自然」というテーマでセッションを進めて参ります。

コウノトリ野生復帰から13年、現在約150羽のコウノトリが野外で生息し、その行動範囲を広げている。兵庫県や豊岡市、学者や農家の人達が一体となって取組んだ成果です。

しかし、その下地には「コウノトリ市民研究所」の人たちの地道な活動があることを忘れてはなりません。自然観察会や子供たちとのビオトープ作り、自然環境への関心を高める活動を継続されています。設立から20年を迎えたその活動と但馬の自然について語っていただきます。

上田氏の専門分野は昆虫。環境変化に疎い昆虫の観察は、わずかな自然環境の変化をそのまま映し出す。昆虫から見た但馬の自然とは、一体どんな自然なんでしょう。

上田氏曰く
「どんな自然かを決定するのは人間活動だ」
「花が綺麗なのは虫を呼ぶため」(種の存続)
「森には目立つ白い花、陽当たりには黄、秋は紫、椿は赤い花で鳥にアピール」

昆虫たちの営みを知り、私たちの生活が自然とどのように繋がっているのか、一緒に学び、意見交換しませんか。たくさんの方の参加をお待ちしております。

日 時: 2018年11月16日(金) 19:00~22:00 (受付開始18:30)
場 所: ドーモ・キニャーナ(豊岡市日高町江原)
ゲスト: 上田尚志 氏(コウノトリ市民研究所 代表)
テーマ: 「虫屋から見た但馬の自然」
参加費: 3,000円
※ 講演後、立食交流会があります。
※ 参加申込は、info@tajimaconnection.com までメールでお知らせ下さい。
※ 参加希望の方のみご連絡ください。(不参加のご連絡は不要です)
(先着40名様) (「満席」のお知らせはe-mail、HPでお知らせします)

#51(案内) 沢村信一 氏(元・伊藤園中央研究所)「お茶の話」

2018年10月19日
テーマ「お茶の話」

第51回 但馬コネクション」のご案内

10月は、静岡より沢村信一氏(元・伊藤園中央研究所)をお迎えして「お茶の話」というテーマでセッションを進めて参ります。

私たちにとって、普段当たり前に飲んでいるお茶ですが、お茶についてどんなことをご存知でしょうか。お茶そのものについては、あまり考えたことがないのではないでしょうか。
今回は沢村氏に、日本のお茶文化についてお話を伺います。

日本人は、いつ頃から、どんなお茶を、どのように飲んで来たのでしょうか?

中世、近世、近代、現代におけるお茶の流れはどんなものか。
お茶といえば、緑茶、紅茶、烏龍茶、抹茶、麦茶、ハーブティなどがあります。
そこで、茶の木の種類、茶葉、栽培、製法、飲用法など、さらに中国と日本の違いについても学びます。

お茶について一歩踏み込んで、知り、楽しんでみませんか。
たくさんの方の参加をお待ちしております。

沢村信一氏プロフィール
1953年、洲本市生まれ。信州大学大学院修了後、企業で医薬品の基礎研究。1996年に(株)伊藤園入社、お茶の分析などに従事。その他、食品微生物、抹茶の物性研究、中世の茶生産、茶臼や茶筅の調査研究。

日 時: 2018年10月19日(金) 19:00~22:00 (受付開始18:30)
場 所: ドーモ・キニャーナ(豊岡市日高町江原)
ゲスト: 沢村信一 氏(元・伊藤園中央研究所)
テーマ: 「お茶の話」
参加費: 3,000円
※ 講演後、立食交流会があります。
※ 参加申込は、info@tajimaconnection.com までメールでお知らせ下さい。
※ 参加希望の方のみご連絡ください。(不参加のご連絡は不要です)
(先着40名様) (「満席」のお知らせはe-mail、HPでお知らせします)

#50(案内)富田玲子 氏(建築家・象設計集団)「人の気持・土地の気持」

2018年9月21日
テーマ「人の気持・土地の気持」

「第50回 但馬コネクション」のご案内

9月は、富田玲子氏(建築家・象設計集団)をお迎えして「人の気持・土地の気持」というテーマでセッションを進めて参ります。

富田玲子氏はドーモ・キニャーナの建築設計をして頂いた「象設計集団」の創設メンバー。

「但馬コネクション」を始めるきっかけは、会場となる「ドーモ・キニャーナ築20週年パーティ」(2012年10月)での富田玲子氏のプレゼンでした。建築家、地元の職人、但馬内外の友人、知人など多くの人たちが一同に介して、再会を喜び、たくさんの新たな出会いが生まれました。

今回は但馬コネクションの第50回記念として、ご当人の富田玲子さんに登場していただきます。

象設計集団の「7つの原則」。
「場所」「住居とは?」「多様性」「五感に訴える」「自然を楽しむ」「あいまいもこ」「自力建設」
これらのキーワードの意味するものは何か。

住宅、小学校、美術館、公民館、老人ホーム、遊歩道、温泉施設など、地域に根ざした多様な空間を生み出し続ける富田氏の、建築に対する思想、建築設計のプロセスを語っていただきます。

人の気持ち、土地の気持ちを込めた空間とは何か?
地域に根ざした建築とは何か?

一緒に、考えてみませんか?
たくさんの方の参加をお待ちしております。

                記
日 時: 2018年9月21日(金) 19:00~22:00 (受付開始18:30)
場 所: ドーモ・キニャーナ(豊岡市日高町江原)
ゲスト: 富田玲子 氏(建築家・象設計集団)
テーマ: 「人の気持・土地の気持」
参加費: 3,000円
※ 講演後、立食交流会があります。
※ 参加申込は、info@tajimaconnection.com までメールでお知らせ下さい。
※ 参加希望の方のみご連絡ください。(不参加のご連絡は不要です)
(先着40名様) (「満席」のお知らせはe-mail、HPでお知らせします)